台湾日本間の電子交換協定がはじまります(お知らせ)

台湾と日本との間で「電子交換協定(PDX)」が今年2013年12月2日から実施される。弊所では、外国出願はPCT出願を利用するケースが比較的多く、PCT出願に際してはデジタルアクセスサービス(DAS)のアクセスコードを利用して優先権書類の手続を完了させているが、PCT非加盟国である台湾についてはこれまで優先権証明書を特許庁に請求し現地代理人を通じて台湾知的財産局(台湾の特許庁)に提出することが必要であった。 電子交換協定が実施されることにより、今後はアクセスコードを取得するだけでよくなり、優先権書類の取得・送付の事務手続きが不要となる。これはアクセスコードを利用して優先権書類の提出を省略している特許事務所には朗報であるといえよう。


台湾ニュース (中華民国(台湾)外交部ウェブサイトより)
「台日間の電子商取引、特許、薬事、鉄道、救援等5項目の協議・覚書に調印」 (2013年11月6日発表)

(H25.11.19 追記)
昨日、特許庁より上記の情報に関する公式発表があったようです。下記リンク先を参照。